経営者の時代 managerial leadership 2004 1 20
いつまでも、不景気と嘆いていても仕方ないのです。
不景気を、プラスに考えれば、
今という時代は、「経営者の時代」となったのです。
経営者の腕の見せ所なのです。
景気がよければ、経営者など、不要なのです。
好景気の時は、経営者は、部屋で、新聞を読んでいればいいのです。
好景気の時は、社員に任せておけばいいのです。
好景気の時は、社員に丸投げでいいのです。
しかし、不景気の時は、これでは、ダメです。
経営者が、リーダーシップを発揮する必要があるのです。
それから、何があっても、
経営者が、すべての責任を負うという姿勢で臨むべきです。
「リーダーシップ」と「責任」は、同時に必要です。
リーダーシップがあって責任がないのを、何と言うか。
それは、「独裁政治」と言うのです
今という時代は、不景気のお陰で、
やっと、経営者の出番が来たのです。
「経営者の時代」が来たのです。
経営に自信がないならば、退任するか、
経営指導を求めるべきです。
こんな時代でも、成功している企業は、意外に多いのです。
価格 value 2004 1 18
最近、話題の「はなまる うどん」が、私の街にも、できましたので、
さっそく行ってきました。
まず、値段から見てみましょう。
かけうどん
小 100円
中 200円
大 300円
天ぷら 1個90円
牛丼 280円
かけうどんの小が、100円ですので、「1ドルうどん」でしょうか。
それに、90円の天ぷらの「かき揚げ」をつけて、合計で190円です。
これで、かけうどんの小でも、十分な量です。
これを見て、メディアは、デフレの最前線だと言うのでしょうか。
しかし、違う見方があります。
昔は、うどん屋というと、どこに入っても、同じような価格でした。
まるで、うどんの価格は、政府が決めた「公定価格」のようでした。
だから、今回の「はなまる うどん」のケースは、
「価格」の選択の幅が、広がったと見るべきでしょう。
もともと、「価格」は、「需要」と「供給」で決定するものです。
しかし、これでは、値段の高い「うどん」が売れなくなると考えるでしょうか。
いや、違います。
逆に、これを逆手にとって、値段の高い高級志向の「うどん」だって売れます。
最近は、消費者が健康志向で、なおかつ、食品の安全に敏感です。
ここは、経営者の腕の見せ所なのです。
適当にやっても商売が成功するのでは、やる気がなくなるでしょう。
昔の時代と違って、今の時代は、経営者の時代です。